どんな場所でエンジニアは活躍できる?

IT系の職種の中で、真っ先に思い浮かべるのはプログラマやSEといったエンジニアという人も多いでしょう。そうしたエンジニアが活躍できる職場は実に多種多様です。

エンジニアに人気が高いシステム会社やソフトウェア会社は、他社から案件を獲得して開発するため、案件ごとに幅広いスキルや知識を得られるというメリットが期待できます。

エンジニアは、一般企業で活躍することもできます。自動車メーカーや食品メーカーをはじめ、流通や小売など幅広いフィールドでエンジニアのニーズがあります。一般企業で働くエンジニアは、社内に導入しているシステムの保守や管理を行うのが主な職務となり、メンテナンスがメインの仕事を行います。

さらに、病院で働くことも可能。院内SEと呼ばれ、電子カルテや診療報酬に関するシステムの保守・管理を行います。病院によってはホームページ作成を担当することもあるようです。詳しくは院内SEの仕事内容を確認してみてください。

どこで働くにしても、エンジニアはプログラミングスキルを持っていることが大前提です。プログラミング言語には多種多様なものがあり、どんなフィールドで働くかによって必要となる言語は異なります。多く使われているC言語やPhythonなどは知っていた方が就職や転職には有利となるでしょう。知らない言語でも短期にさっと習得して使いこなせるスキルがあると、エンジニアとして働き始めた後から大きなメリットとなります。

必要なスキルは、他にもあります。案件の開発の際には、クライアントや他のエンジニアたちとコミュニケーションが必要不可欠です。メンテナンスに関してもコミュニケーション能力がなければ職務を遂行することは難しいでしょう。エンジニアというと、あまりコミュニケーション能力や対人関係は求められないと考える人が多いのですが、実際には高いコミュニケーション能力が必要です。